こんばんは。
おりちゃんです。
今回はIZ*ONEが誕生したきっかけでもあるアイドルサバイバルオーディション番組「PRODUCEシリーズ」について言及します。
理由として下記記事を読んだからだ。
私自身IZ*ONEを追っていない。
けれど、この中にデビューメンバー圏内に入っていた人物名があげられていた。
イ・カウン。元々セブチの事務所の先輩グループ「AFTERSCHOOL」に所属していた。
けれど事務所になかなかグループ活動をさせてもらえず5年間事実上休止の状態でくすぶっていた。
その中なんとか行動を起こそうとPRODUCE48に最後のチャンスだとすべてを捧げて参加した。
そもそもPRODUCEシリーズとは?
2016年から毎年男女入替で行われている公開オーディション番組だ。通称はプデュ。
今話題のNiziUが誕生したオーディションと大きな違いは事務所の代表が選ぶのではなく、視聴者投票である。
そしてもう一つ大きな特徴として活動期間が定められている。
2016年から始まった企画だが、人気は上々で第2弾で結成されたWanna Oneは社会現象を起こす程の大人気に。
出演者は101人(放送前に離脱者がいた為、101人切っている場合もある)。
事務所所属問わず。
参加年齢15歳~30歳。
すでに他のアイドルグループデビューしていたり、色んな経歴をもった人もいれば、ダンスも歌も未経験者もいた。
ざっくり言うと 101人が4回に分けて順位発表が行われ、最終順位でデビューメンバーが決まる。
第1回順位発表で59位以下は脱落。
第2回順位発表で31位以下は脱落。
第3回順位発表で21位以下は脱落。
第4回順位発表でデビューメンバー決定。
(基本11人だが、IZ*ONEのみ12人となった)
そしてIZ*ONEが誕生のきっかけとなる「PRODUCE48」が2018年に行われた。
「PRODUCE101」×「48グループ」のコラボ企画で、正式には韓国番組側が秋元さんに協力をお願いする形で実現したものだ。なので、あくまで韓国側が主軸となって番組制作は行われていた。
私自身はリアルタイムで観ていたのは最終回の1回きりだが、その後結果が分かってから視聴した。
韓国と日本(AKB)のクオリティの差でバッシングはあったが、トレーナーたちの審査は公平に行われていたと感じている。
日本人は愛嬌が多くて可愛らしいし、努力家だと褒められる場面もあった。
そして12人が選ばれIZ*ONEのデビューし、韓国と日本両方活動する形になった。2年6ヶ月という活動期間が設けられた。
翌年2019年にはX1が誕生した。
IZ*ONEの倍の5年という長期の活動期間を設けて。
だが、問題が発生した。
投票数の差に疑問を抱いたファンがネットで荒れた。
そこから出てくる出てくる証拠の数。
さすがに警察が動き出しプロデューサーを含め、関係者5人が逮捕された。それが去年の11月頃。
デビューしたばかりのX1とIZ*ONEは騒動が収まるまで活動休止。
そしてIZ*ONEは継続、X1は契約手続きが完了をしていなかった事を理由に解散となった。
あまりにも理不尽過ぎる。
今回は合格したけど投票操作により、落選を伝えられたメンバーが公表されたが、実際にオーディションに参加したメンバーは知らされていなかった事を加味し、繰り上げ当選したメンバーは引き続き非公開の対応をとる、という結果になった。
私自身IZ*ONEを追っていないし、活動再開してどんどん新記録を出して、成功していく姿を横目で見ていたが本当に綺麗で今回の事は不憫でならない。
だから、このまま非公開の処置は良いし、知っている人たちは墓場まで持っていってくれ。頼む。
エンターテイメントとして「やらせ」なんて今に始まった事じゃない。日本でもよくある手法だ。
けれどもし、IZ*ONEのメンバーとして今アイドルとして活動していたら彼女にとってどんな未来が待っていたのだろう、と考えると、他人事なはずなのに泣きたくなる。
オーディションに落ちた彼女はその後、所属していたPledisを退所し、別の事務所に移籍した。
SEVENTEENやNU'ESTの男性グループが人気になるにつれて、儲かりにくい女性タレントはおざなりになっていた中で賢明な判断だったと思う。
2019年5月には女性グループPRISTINが2年という短い活動期間で突然解散させられるし(しかも1年間以上カムバなし)
彼女にはとにかく幸せになってくれと願うばかりだ。
一人でも多くの人がイ・カウンの事を知ってくれる人がいますように。